慰霊祭~御英霊に思いを馳せて~

令和3年8月15日、戦後76年の終戦の日を迎えました。

コロナ禍ではありますが、日本を支えお守りくださった御英霊に思いを馳せ、ご遺族をはじめ多くの方がお参りされたことと思います。

富山市の倉垣地区では、8月21日慰霊祭(招魂祭)を斎行いたしました。
慰霊祭というのは、戦争によって亡くなられた方や地域の発展に尽力された故人の魂を慰め、その功績を称えるお祭りです。

ご遺族の高齢化や感染症拡大の影響により、全国各地で慰霊祭の取りやめや縮小を余儀なくされているとききます。
慰霊祭の奉仕をさせていただくと、私たちが今生きているのは、先祖の方々が祖国をお守りくださり、そしてご遺族の方がその命を繋ぎ守ってくださったからだと感じます。
そのことを今後、私たちが次の世代へ伝えていくことが大切です。

倉垣地区 慰霊祭(招魂祭)2

※感染症拡大を防ぐため、参列者を限定し例年より縮小し斎行いたしました。

霊祭歌

1、霊まつる 屋処に今日挿す 榊葉の 常磐に懸くる 八重の木綿垂
 (たままつる やどに きょうさす さかきばの ときわにかくる やえのゆうしで)
2、百足らず 八十の隈路に 手向けせば 過ぎにし人に 蓋し会わむかも
 (ももたらず やそのくまじに たむけせば すぎにしひとに けだし あわむかも)
3、点す灯も 手向くる水も 誠あらば 霊の行方を 知る由もがな
 (ともすひも たむくるみずも まことあらば たまのゆくえを しるよしもがな)

~訳~ あくまでも個人的な観点で訳しました。諸説あるかと思います。
1、霊をお祀りする御霊屋に、今日挿す緑が鮮やかな榊葉に、木綿で作った紙垂を懸ける。
2、いくつもの折れ曲がった路で神さまにお参りをしたならば、今は亡き人に、もしかして会うことができるだろうか。
3、真心を尽くし、灯りをともし水をお供えすれば、今は亡き人の御霊の行方を知る方法があればよいのに。

常磐・・・葉の色が変わらないこと
懸くる・・・「かけ」は榊、木綿の縁語
木綿垂・・・木綿で作った紙垂
百足らず・・・八十にかかる枕詞
隈路・・・曲がり角。昔は路の隅や角、坂の上などの境目には神さまがいると信じられ、旅人などはお参りをしていた。
蓋し・・・もしかしたら

 

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