ご祭神
建南方刀美命
事代主命
天照皇大神
豊受大神
表筒男命
中筒男命
底筒男命
歴史・由緒
当地のもと住吉の石瀬野にして、八重事代主命の神徳を恭くし、港を八重津と言い、梅の御紋船の出入にちなんで梅津と言ったこともあるが、今またこの浜を八重津浜という。
鎮座地は古くは遠く海中に突出していたが、神通川大洪水のため河身変更し海水浸蝕して土壌を浚ぎ遂に蒼海と化し、現地に遷し奉る。宝永4年7月26日遷宮。
大正5年9月27日指定村社に列格。
(旧社格 指定村社)
文化財
西岩瀬諏訪社の大けやき
・富山県指定文化財 天然記念物
・日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 ~北前船寄港地・船主集落~」構成文化財
この大けやきは、幹まわりが10メートル近くもある巨幹で、高さ5メートルのところから枝分かれして横に広がっている。
高さは約30メートル・樹冠は周囲55メートルにも及ぶ。樹齢は1000年を超えるともいわれ、地上に伸び出した幾本もの根が縦に盛り上がって板根となり、この樹の古さを物語っている。
古来西岩瀬は神通川の河口(現在は東岩瀬側にある)にあり、八重津湊として栄え、富山藩の米の移出港となっていた。また、このあたりは依然には海岸林が多く、岩瀬野の森と呼ばれたと伝えられる。
この巨大な老樹は、沖を航海する者の羅針盤として、また航海の安全を祈る聖樹として近郷の人々に親しまれてきた。
神社名 | 諏訪社(西岩瀬にお住まいの方の氏神さま・産土神社) |
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鎮座地 | 富山市四方西岩瀬131 |
例祭 | 春祭 4月23日 |
宮司 | 嵯峨芳樹 |
お問い合わせ先 | 076-435-0843(越中護国八幡宮 社務所) |