ご祭神
大己貴命(大国主命)
歴史・由緒
婦負郡古管郷名に万見・馬見・駒見と、上古より伝えられ今日に至る。山地の郷名湮滅し或は分かれて数十村となり郷地だも判明しないのは、古え用水発達せず、山間の池・清水のごとき小規模用水利用に頼っていたのだが、下流の治水、用水完備し美田富山平野が開墾されたことによる。
縁の宮、八幡八幡宮9月15日駒見郷の通称惣社の祭として崇敬者参拝をみることによってもなお古と変わらぬ郷制の習わしを今に見ることができる。
本社は、大己貴命を祀り、和魂・幸魂・奇魂の徳を奉じ、山地から平野に下りようとするものと、土着する先住民との和を尊ぶを旨とした。
古くは、文武天皇忠孝の二字を自書せられ甲良人麿之を奉じ越路に下り、越の民高梨野の丑寅内山に石壇を高々と築き仮屋を造って迎えたという。人麿死して馬見に葬るという。
この辺を桜谷と言い、桜谷の地名は日枝社神紋に縁あるともいう。
富山、山王神社祭礼に木町の浜に祭壇を築き、駒見日枝社に向かって丁重な祭が執行される習わしがある。(旧社格 村社)
神社名 | 日枝社(富山市駒見・田刈屋新町にお住まいの方の氏神さま・産土神社) |
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鎮座地 | 富山市駒見104 |
例祭 | 春祭 5月8日 |
宮司 | 嵯峨芳樹 |
お問い合わせ先 | 076-435-0843(越中護国八幡宮 社務所) |
令和3年秋祭り(新型コロナウイルス感染症拡大のため人数を制限して斎行)