皆さま、あけましておめでとうございます。
令和4年の初詣には多くの方にご参拝いただきました。
越中護国八幡宮へようこそお参りくださいました。
コロナ禍における2度目の初詣を迎え、当宮でもアルコール消毒のお願いをはじめ、手水舎の柄杓を撤去するなどの感染症拡大予防対策を講じました。
ご参拝の皆さまにはご不便をおかけしたこともあるかと思いますが、快くご協力いただきありがとうございました。
参拝を終え、お守りや縁起物などを受けられた皆さまの明るい笑顔を拝見し、奉仕させていただいている私共も清々しい気持ちで新年を迎えることができました。
また、昨年に引き続き、元日より頒布いたしました疫病除けのお守りにつきましても、多くの皆さまに大変ご好評いただき、準備させていただいたお守りを全て授与し終えることとなりました。
ご自身やご家族の健康を第一に、感染症予防によりいっそう気を引き締めて日々をお過ごしいただければと思います。
さて、八幡宮では元旦祭にて、巫女による「浦安の舞」を奉納していますが、今年からは家内安全や商売繁盛、賀寿、厄祓いなどのご祈祷・お祓いにて、御鈴と扇をもって舞う「福鈴の舞」を奉納いたしました。
巫女ひとりひとりが、皆さまと共に令和4年の新春をお迎えできたことに喜びを感じつつ、お祓いを受けられた方の今年1年の幸せを願い奉仕させていただきました。
加えて、コロナ禍の1日も早くの終息の願いも込めました。
神職は祝詞を通して、参拝された方のお願いごとを神さまにお伝えする役目ですが、巫女は基本的にその手助け役です。
しかし、巫女さんにしかできないこともあると、舞の先生に教わったことがあります。
それは神さまに喜んでいただける巫女舞を舞えることです。
普段は御本殿の中にいらっしゃる神さまですが、巫女が舞をすると優美な雅楽の音色や賑やかな鈴の音に誘われて、参拝の方のいる拝殿という場所まで降りてこられることがあるそうです。
今年お参りされた方はもしかすると、いつもよりも近くで神さまとお会いすることができていたかもしれません・・・
令和4年壬寅年が氏子の皆さま、八幡宮へ参拝された皆さま、この記事を読んでいただいた皆さまにとって、良き年の美し年となりますことをお祈り申し上げます。