皆さま、あけましておめでとうございます。
昨年来の感染症の影響により、本年はいつもと違う初詣、三が日となりましたが、たくさんの方にご参拝いただきました。
越中護国八幡宮へようこそお参りくださいました。
当宮でも、アルコール消毒のお願いをはじめ、鈴緒や手水舎の柄杓を撤去するなどの感染症拡大予防対策を講じました。
ご参拝の皆さまにはご不便をおかけしたこともあるかと思いますが、快くご協力いただきありがとうございました。
参拝を終え、お守りや縁起物などを受けられた皆さまの清々しい笑顔を拝見し、奉仕させていただいている私共も明るく前向きな気持ちで新年を迎えることができました。
そして、神社というのはこのような大変な時代にこそ、皆さまの心の拠り所となっている神さまを、大切に守っていかなければいけないのだと改めて感じました。
また、元日より頒布いたしました疫病除けのお守りにつきましても、多くの皆さまに大変ご好評いただきました。
ご自身やご家族の健康を第一に、感染症予防によりいっそう気を引き締めて日々をお過ごしいただければと思います。
県下では、感染症拡大の不安の中で、大雪にも見舞われ、大変な状況が続いています。
このような時こそ、日々のちいさな幸せに感謝し、それを積み重ねることが大切ではないでしょうか。
奈良時代、越中国の国守として赴任した大伴家持が詠んだ歌がございます。
新しき年の初めの初春の 今日降る雪のいやしけ吉事
新年そして初春も迎えた今日、降り重なる雪のように良い事がたくさん積み重なってほしい
(いや=ますます しけ=重なる 吉事=よいこと)
この歌のように、皆さまにとって本年が吉事多き、幸多き年となりますことをご祈念申し上げます。